八ヶ岳 広河原沢左俣

2017年12月16日~17日
加茂谷、小池、谷水、川端(記)

初アイスクライミングというメンバーを交えアプローチ短く手ごろなルートということで八ヶ岳の広河原沢左俣に行ってきました。トラブル続出の山行でしたが楽しめました。

12月16日(土)晴/曇
二俣は平らにするのには雪が少なく苦労しました。
テントを張って左俣偵察へ。
途中でアックスの振り方など軽くレクチャー。

簡単な小滝をいくつか越えて大滝手前の手ごろな滝でトップロープによる練習。このあたりは氷がやわらかくアックスが良く決まります。

テントに戻る途中「バイルが1本ない!」とメンバーの1人が・・・かなり下りてから気がついたので翌日、回収することにしました。
バイルが見つかることを祈りキムチ鍋と酒で宴会となりました。

12月17日(日)曇/晴
翌日、心配されたバイルは予想した場所にありました。
先行したパーティーさんが置いといてくれたのかも知れません、ありがとうございました。

大滝まで来ると氷は硬かった。
(写真で登っているのは単独の方)

この滝でトップをいたせていただきましたが墜ち口で左のアイゼンが外れ焦りました。

「そのまま、行け~」と声援を受け、何とか力技で一気に抜けられたから助かりました。下から見ていた方が肝を冷やしたかも知れません。その時の写真は残念ながらありません。

小滝を何個越え左の尾根を目指します。支尾根を越えて中央稜から戻ることにしました。

中央稜合流まで50分くらいかかりました。御小屋尾根に出た方が早かったかも知れませんが、これはこれで楽しかった。

無事、テント場まで戻れました。

この後、車まで帰るとスマートキーが反応せず、鍵が開かず、エンジンかからず・・・
ポケットに入れ暖めると電池が復活したのか反応するようになりホッとしました。
小さなトラブルが多発しましたが楽しい山行になりました。