西上州 相沢奥壁 エイプリルフール

2018年1月21日(日)
薄田、山崎(記)

当初、足尾松木沢の予定であったが、参加者が減り急遽目的地を変更して、相沢奥壁のエイプリルフールに行きました。
当日の天気は晴れでしたが、朝、下仁田インターを降り、走っていると外気温が3度との表示。途中のコンビニで車外に出ても冬のピリッと来る空気ではなく、滝の氷結状態が気になる。
相沢集落奥の荒船山登山口の駐車スペースに車を止め、8時10分に行動開始。登山道を登って行き、8時50分頃に中ノ宮大岩先を、東側の滝方向に向かって分け入り、沢を越え小尾根を越えていきましたが少し迷いました。本当は、もっと下の道標のあるあたりから左に入っていくようです。
相沢奥壁大氷柱には、9時30分頃に到着。上から下まで繫がったご立派な氷柱に見えましたが、薄田さん曰く、なんかショボいとのこと。このエリアを代表する滝ですが、誰も登っていませんでした。誰もいないことだし、見ていると登りたくなってきましたが、今回は、薄田さんは怪我された指の感触を見ながらの慣らし運転、私も遅ればせながら今季初アイスのため慣らし運転をしたかったため、おとなしくさらに東側にあるエイプリルフールの滝に向かいました。
9時50分頃に到着すると、すでに1組が登攀中。滝の状態はというと、全体的に厚さも幅もあり、まぁまぁの氷結状態でしたが、左側が少しゆるいかなという感じ。下部は短いながらも垂直部分もあり、その上にも小規模な滝が続いています。ちなみに右隣にある滝(バレンタインの滝と言うそうです)は、去年は氷結していたようですが、今回は全くの未完成状態。


準備完了後、初回は1ピッチ目を薄田さんリード。30メートルくらい。2、3ピッチ目を山崎がリードさせていただき、立木の残地スリングを利用して2回の懸垂で戻り、お昼休憩の後、2回目は、山崎が1ピッチ目リード。さらに上に行こうとするも上に1組登っており、遅くなってしまうかもしれないのでここで降下。最後に薄田さんから登り方について実演ご指導いただき終了。


さて、帰りですが、大氷柱下を通り、明瞭な踏み後が下へと続く小尾根に出て、そのまま降りていくも降りすぎてしまい少し迷いました。この小尾根は沢に向かって落ち込み消失しているようです。登り返して西側の沢に向かう踏み後を発見。駐車スペースには17時頃に着きました。
今日は、天気も良く、厳しい寒さでもなく、風もなく、登りやすい1日でしたし、クライマーも私たちを入れて3組のみとすいていました。薄田さんは鼻歌を歌いながら楽しそうに登っていましたし、私も慣らし運転できたし。