八ヶ岳 小同心クラック

2016年7月10日
川端(記)、太田(無所属)

前日の天気が悪く太刀岡山のフリーが中止になりましたが、日曜日は天気が良さそうなので急遽、友人と小同心クラックに行ってきました。

7月9日(土)
22:30 美濃口駐車場に到着し、八ヶ岳山荘で晩酌。誰もいないのでビールと焼酎を飲み夜更かししてしまいました。

7月10日(日)
4:00 起床し赤岳山荘駐車場まで車で移動。身支度をして発。快晴過ぎて赤岳鉱泉につく頃には汗だくに。
ギア類を整え大同心稜を登り大同心基部を小同心に向かいトラバース。踏み跡明瞭で迷うことはありません。
赤岳鉱泉から2時間弱で小同心クラック取付。

1P目(太田リード)
ガバホールド豊富で快適に登れます。
2P目(川端リード)
このルートの核心とのことですが、こちらもホールド豊富で安心して快適に登れました。
小同心クラックというけど、チムニーです。これに足を突っ込みすぎると体勢がきつくなるので足を開いて登ります。
出っ張った岩を乗越すのにコツが必要かもしれません。岩はガバなので思い切って体を上げ、出っ張った岩に左のお尻をのせ座るムーブで乗り越えました。
後から登ってきた相棒に聞いたら、やはり同じムーブを使ったとのことです。
そこを超えるとすぐにボルトがありましたが、それをスルーし先のボルトでピッチを切りました。
3P目(太田リード)
2P目を伸ばしたのでアっという間に終わってしましました。

小同心の頭から歩き、横岳頂上直下の岩を登ります。
ロープを結び横岳頂上へ出ます。
休憩後、大同心ルンゼを下り大同心稜から下山しました。

登攀時間は小同心クラック取付から横岳頂上まで約2時間と短かったのですが、露出感があり気持ちいいクライミングでした。

大同心から小同心へのトラバース
大同心から小同心へのトラバース
1P目、1ヵ所岩角にスリングをかけ支点を取りましたがハーケンがいい間隔であるので使いました。
1P目、1ヵ所岩角にスリングをかけ支点を取りましたがハーケンがいい間隔であるので使いました。
大同心ルンゼの下りで念のためロープを出し50m懸垂しましたが斜度がなく摩擦でロープを回収できず、結局、登り返してクライムダウンしました。
大同心ルンゼの下りで念のためロープを出し50m懸垂しましたが斜度がなく摩擦でロープを回収できず、結局、登り返してクライムダウンしました。

川端20160710_小同心クラック5