明星山 P6南壁直上ルート(敗退)

2002年4月29日
瀧島、倉田(記)


先日までで結構疲れてしまった私は(本来行く予定だった)5月ルートまでの渡渉やナチュプロオンリーで行く自信が無く、瀧島さんと相談して直上に変更することになった。

渡渉を瀧島さんが毎朝先頭に立って渡り切ってくれる。

テンショントラバースで対岸に渡って、準備をし始めるとなんとフラットソールを車に忘れてきてしまった。

どうも駄目な気分になってくる。

仕方ないので再度渡渉をして車に取りに行こうとしたものの、数回試して2回ほど流され、対岸に行けない。

川の流れが少し蛇行しているようで逆からのアプローチは厳しかった(単に渡渉が下手なんですが)。

とても優しい瀧島さんは(あきれられて?)おれのフラットソールを使っていいよと言ってくださった。

気を取りなおして、最初のピッチを登ることになった。

2ピッチ目のビレイ点が右と左に2つ見えるどっちだろうかと悩んだ挙句、左だろうと決める。

それに向かって登って行くが、途中からナチュプロしかランニングが取れないのでなんか違うなあと思いつつ怖い思いをしてビレイ点に着く。

瀧島さんにフォローで来てもらったけど、違うようだと。

確認のため、瀧島さんに次のピッチを少し登って頂いて確認してもらう。

結局、違うと断定。

こんな時はさっさと敗退しようと河原まで降りた。

河原から、よくルートを観察してみると右のビレー点が正解だった。

今回、(いろんな意味で)駄目な私のせいで瀧島さんに迷惑を掛けてしまって本当に申し訳有りませんでした。

しばらく、ひなたぼっこして、渡渉の練習をして帰りました。

反省。

 

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