足尾 集中合宿

1997年9月6日~7日
瀧島、板橋、水柿、桜井、石原、細田、中嶋(記)、平松

よくよく思えばクライミングは大人数ではできないので、二人か三人で出かける事が多い。特に最近は各々の趣向の多様化でみんなでお出かけする機会がほとんどなっかった。という事で静かな松木での合宿を思い付いた。直前の集会で参加者を募り、8人で楽しめた。人がいない静かな岩場、楽しい登攀内容、広々とした河原、近いアプローチなどみんなで合宿するには最適に思えた。

初日は瀧島、板橋、水柿パーティーでチャンピオン岩稜を目指すがルートを間違え隣の隣の稜を登ってしまった。桜井、石原パーティー細田、中島、平松パーティーの二組で大凹角を登った。夜の宴会も楽しかった。翌日は夜からの雨で岩が乾いていなかったので、古賀志にトラバース。久々のフリーを楽しんだ。(瀧島(記))

6日 晴れ 夜雨

車止めからベースまで1時間の林道歩き。ビールやら食い物が沢山あったので重い。凹角ルートパーティ(チャンピオン以外)と、チャンピオン岩稜パーティ(瀧、板、水)とに別れて登る。

凹角ルートは板さんとかにさんざん恐いと聞かされていたので、心構えはばっちりだった。うちのパーティは私がずっとリードで、細田さんと平松氏がつづいた。1ピッチ目、20m、ラストで左にトラヴァースするところが少し悪い。2ピッチ目、15m程、出だしが濡れていて悪かった。ノーマルとダイレクトの分かれるところできる。3ピッチ目核心、40m、コーナーを使ったり左のカンテに出たりしながら登る。コーナーはすっきりしていて、露出感もあり興奮した。次のビレー点はハンギングビレー。4ピッチ目、40m、出だしが難しいがそれをのっこすと易しいのがずっとつづく。5ピッチ目、ほとんどルートは終わって、ガレガレのところに出る。6ピッチ目、20m,チムニーを登ってすぐに頂上直下に出る。全体的によい残置ピンは少なく、ナチプロ、特にナッツが役にたった。ハーケンはほとんど必要ない。ビレー点は全て整備してあり、そこをはずすと恐い思いをしそう。

ベースに戻ったら即ビールを飲んでのんびりした。 チャンピオン岩稜チームはどうやらルートを間違えたらしく、R7右稜を登ったみたい。チャンポン岩稜と命名された。此のチームが下山してきたのは暗くなる直前だった。夜はもちろん宴会となったが、その途中から雨が降りだした。

7日 曇りのち晴れ

明け方まで雨が降っていたので、松木沢は諦め、古賀志の岩場に転身する。しかし現地も雨が上がったばかり、あれこれ手を尽くし1時間ほど悩んだが、とりあえず基部までいく。下の岩場は濡れていたがなんとか登れそうなので私は2本登った。上のマラ岩は乾いていて快適だった。11-と11ノーマルをフラッシング、グレードの判らないのをフラッシングした。

帰りは2チームに分かれて、うちらは温泉、地ビール、ラーメン屋コースをたどった。宇都宮インター近くにはすごいの(クラインガルデン)ができていた。

 

 

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