1999年8月29日
金城(武蔵大ワンゲルOB)、畠中(記)
大学時代からの親友で、今ではすっかりサラリーマン?の金ちゃんとワンデイ沢登りに行くことになった。
当初の予定は、御前山に突き上げる惣角沢。
7時40分に登り始めるも、F2の高巻きで、畠中が蜂の巣を踏んでしまったようで、蜂の襲撃を受け、あまりの痛さにきた道を二人で走って逃げた。
結局私は5ヶ所刺されたが、金ちゃんは無傷。
しょうがなくF2の直登を試みたが登れず。
トポにはシャワークライムと書いてあったが、そんな水量ではなかった。
金ちゃんが目を輝かせながら「登ってみていい?」と言うので、トライしてもらったが、ものの見事に吹っ飛ばされて釜に落ちていった。
そして、どちらともなく車に向かって歩き出した。
さて、楽しいはずのワンデイ沢登りも蜂の傷が痛むたびにモチベーションとテンションを奪われる始末。
しかし、昨日せっかく沢タビを買った金ちゃんの手前、簡単に帰るわけにも行かない。
車に戻り、トポ(ついこの前買った「奥多摩の沢123ルート」というやつ。2000円もするので買おうか迷ったが、買っておいて良かった。)を見て、すぐ近くのヒヤマゴ沢に行くことに決め、移動。
9時20分に登り始め、11時5分に登山道に出た。
11時40分には車に戻った。
ロープも使わず、出てくる滝はすべて直登でき、短くて初心者も楽しめる沢だった。
ただ、滝の取り付きに私がいて、登ろうとしていたら、3m上を登る金ちゃんが「はたなかー」と叫ぶので上を見ると、大きな石が私めがけて落ちてきて、避けきれず右膝に直撃し出血。
これも痛かった。
というわけで、右足は落石、左足は蜂に蝕まれ、ボロボロの体で下山したのでした。
もともと風邪を引いていた私ですが、その日の夜に発熱し(38.8℃)、うなされてしまいました。
まさか蜂の毒じゃないよね。
まさか蜂の毒じゃないよね。
そんなこんなの山行記録(相変わらず山の記録は少ないが)を水枕を片手に病床よりお届けしました。
チャンチャン