佐久の湯川

2007年4月8日
長門(記)、金子夫婦、坂本(チーム84)

 

昨年のトランゴ以来、ほとんどクラックをやっていないので足慣らしに湯川に行くことにした。

ご夫婦で最近になり、うちの会に入会した金子さんたちと、チーム84の坂本君を加えてのメンバーでした。

まずはデケンナー5.8でアップ、金子さんたちはトップロープでの初のクラック。

その後、北風小僧5.9と台湾坊主5.9で体を温め、バンパイア5.10cを坂本君がオンサイト。

続いて、僕も登る。

金子さんたちは苦戦したようだ。

勢いで坂本君はサイコキネシス5.10cをやる。

フィンガーは苦手のようで、かなり苦戦していた。

僕はテレポーテーション5.10dを登り、じょじょに忘れていたクラックの勘を取り戻す。

クラックの閉めにサイコキネシスをやり、足慣らしのトレーニングは終了。

最後にフェースの鯉もビックリ5.11dをやるが、テンションだらけで、また課題を残してしまった。

冬山明けの体は重くて大変だ。

 

湯川の岩場、越沢バットレス

2001年8月18日から2日間
三好、浅野、柴田(記)


8月18日(土) 湯川
三好、柴田

金曜日の昼前、会社に「今晩から小川山に行きましょう」とみっちょんからメールが入る。

土曜日は久しぶりにのんびりしようと思っていたが、事業計画も終わり比較的早く帰れそうなので何とか対応できる。

ま、それでは行きましょーか、と言うことで鶴ヶ峰に10時に待ち合わせ信州峠で仮眠の後土曜日朝に廻り目平に入る。

翌日は細かい雨が降っていてなかなか止まず。

11時過ぎまで待ったものの結局止みそうもないので諦めて湯川に転進。

湯川は初めてで、午後からの遅いスタートだったのでやさしめのところ3本しか登れなかったが面白かった。

また行きたい。

– デゲンナー (5.8 FL) 屈曲したクラック。

側壁にスタンスあるが、久しぶりのクラックに少々もたつく。

– 台湾坊主(5.9 FL) 上部に真っ直ぐ伸びるクラック。

美しいがこちらも側壁に比較的容易にスタンスが見つかる。

途中のテラスでゆっくり休める。

– 北風小僧 (5.9 FL) 下部はレイバック気味に、中間の核心手前にキャメを決め、核心ではエイリアン黄色をセットしてガバを掴んではい上がる。

全てみっちょんが先に登り、その後をロープを抜いて柴田が登った。

5.9クラスでも自分でプロテクションをセットして登ると充実する。

最後にコークスクリュー(5.9)を登ろうとしたが時間切れで登れず。

名古屋ACCの山田(がっちー)さんと一緒になり言葉を交わす。

甲府駅前でほうとうを食べてみっちょんとは別れる。

この日は大月駅前の自販機横で浮浪者状態で仮眠。

 

8月19日(日) 越沢バットレス
浅野、柴田

9時過ぎに鳩ノ巣駅で待ち合わせ浅野さんと越沢バットレスに向かう。

管理料金が200円に値上げされていた。

– 第2スラブルート(Ⅳ+ リード)

1年前に登っている。

浅野さんはアイゼンでフォローしてきた。

– 鋸ルート(Ⅵ)

1P:リード。

ハングはガバをつかんでサクッと越える。

エイリアンが使える所が結構有る。

2P:フォロー。

期待していたⅥを登らせてもらう。

核心は2ヵ所あるが落ち着いていけば大丈夫。

フェースの5.8くらいか。

今度はリードしよう。

– 左ルート(Ⅴ リード)

檜のテラスから左上するクラックをのぼる。

右足をクラックに突っ込んだりとなかなか楽しい。

ややかぶり気味で左足のスタンスはあまりないが、右壁上部にガバがあったりする。

この日登った中では一番楽しかった。

 

湯川の岩場(土曜は人工壁7a)

1999年10月23日~24日
瀧島、水柿、三好、中嶋(記)、倉田(土曜のみ)

10月23日(土)

夕方から湯川に出発する予定だったが、朝、瀧島さんから急に電話がかかってきて午後一で人工壁の7aに行くことになった。

本当は午前中はゆっくりしていたかったが仕方がない。

初めての所は自然の岩場も人工壁もわくわくするものだ。

西八王子の駅から5分位歩くとある。

瀧島さんがすでに来ていて、入会金を500円割り引いてもらった。

後から来た3人も全員割り引いてもらった。

ボルダーしかないのが気に入ったが、ちょっと課題がわかりづらいのと課題の数が少なく感じた。

ルーフ壁の課題がよくわからなかったのが残念だった。

秀峰コンペの結果は1位・三好、2位・倉田、3位以下忘れた。

夕飯は7aの近くでなんとお好み焼きを食べた。

朝のテレビでお好み焼きを見てしまったからなのだが、とてもおいしかったし、ビールも結構飲んでしまった。

山に行く前から町で宴会をするのはめったにないことだ。

24日(日)

朝から天気はベラボーにいい。

水柿とならんで朝の排便を満喫した。

湯川の岩場は以前に偵察に来たことはあったが登るのははじめて。

紅葉が始まっていたこともあって、まわりの雰囲気もとても気持ちよく感じた。

驚いたのはこんな岩場に10人以上の人がいたということ。

おそるべしクラックブーム。

でも上手な人はあまり多くなかった。

クラックを満喫するには本当にいい岩場だと思う。

3本しか触らなかったが、それぞれ何回かずつ登った。

中嶋は10cのフィンガークラックはRPできなかった。

ハンドジャムに慣れてきた三好さん、瀧島さんも、フィンガーには困っていたようだ。

水柿なんかは腕を擦りむきまくってピンク色になっていて、帰りの温泉で泣いていた。

10cと10dを登りに是非もう一度来たい。

おわり。