小川山 「むささびルート」(烏帽子岩、裏烏帽子右岩壁)

山行日:23年9月10日(日)
メンバー:船戸、野澤、薄田(記)

今回、当初は9/9~/10で錫杖の計画であったが台風13号の影響を考慮して9日は壁が濡れいて登れないと判断。急遽変更した。
朝、某道の駅から移動して廻り目平の駐車場に車を駐めてアプローチ40分位で取り付き到着。
1p目野澤リードでスタート(7:00くらい)したが朝一で体が硬いのか5.10bのトポ表示だが1時間位掛かってやっとフォローがスタート(薄田~船戸)触ってみると時間の消費が納得体感 10bとは思えない難しさ。浅い凹角と右側のカンテを使ってジワジワ体を上げていく。
左のハング気味のカンテは触らないで凹角沿いに行くのが正解。30m程度で終了。

1P目
1P終了点

 

2p~3pはスラブ&ガバハンド(バチ効き)5.9位で易しい。

2p終了点

4P目が見た目ワイドも混じる「いたちクラック」。初見なれど触ってみるとハンド~フィスト「バチ効き」で快適そのもの。本ルート上一番楽しいピッチとなる。ワイド部は手足を外に置けば難しく無い。10aは納得。3人で時間掛かったのでそこで終了して懸垂3回で取り付き迄下降する。

3p
4pいたちクラック
4P目終了点

取り付き着が13時00分位。時間が余ったので「ロケットマンルート」1pのみ登ろうと移動。見上げると下部がこけこけでモチベーションだだ落ち。
近くに有る「登攀のすべてPart3」10cを3人で触るが誰もRP出来ず。
フレークが終わる迄はカムを効かして登れるが最初のボルトクリップ後の一手が難しく
取れない。スラブも練習が必要。18:00迄やって暗くなって来たのでお終いとした。
楽しい1日でした。

関西クライミングツアー(蝙蝠谷、烏帽子岩、駒形岩、六甲不動岩、小赤壁)

1997年12月27日~1998年1月1日
中嶋(記)、菊池、曽根、李

12月26日

八重洲口発大阪行き夜行バス

菊地さん曽根さんと八重洲口で集合。大阪行き8630円。渋谷あたりで仲間のバスがエンコして首都高で20分程停車していたので、外に出てくつろいだりした。乗客の大阪人のおじちゃんが「わしらこれから大阪に帰るんやで!」と道行く女の子達に叫んでいた。

27日

大阪~神戸 李さん宅 蝙蝠谷

神戸まではJRで390円、東京・横浜くらいか。神戸駅で李さんが待っていた。李さんの下宿は狭めの6畳間、4人生活するとなかなか賑やかだ。落ちついてからそのままマーク2ワゴンで蝙蝠谷へ、30分程で着く。サイクルセンターの便所が便利。

右岸岩壁は下地がとてもきれいに整備されていて快適。マーメイドは傾斜がないので足の指が痛くなった。わりと寒いのでモチが少ない。震災エリアというのが結構傾斜が強くガバなので取り付く。11cがかなり面白くて3回ほどトライしたけどRPできなかった。

午後は対岸の方に日が当たるので移動。でも時間があまりなく、やったのはボルダーちっくな12aとかいうのだけ。7手ほどで本当にボルダーなんだけど、結構面白かった。2撃で登れたけど、せいぜい11cくらいだと感じた。一度帰ってから銭湯に行って神戸の夜景をみて、夜は鍋と宴会。かなり飲んだ。

28日

烏帽子岩 駒形岩

車で1時間くらい。烏帽子は日当りがよく暖かい。駒形は夕方近くにならないと日が当たらない。此の岩場は人が適度に多くて、また親切な人が多くてとても楽しめた。岩もすっきりしていて良い。駒形の方はあまり時間がなくて1本しか触れなかったが、いずれ又来てみたいと思わせる岩場だった。プロミネンスや北斗の拳など触ってみたい。

夜は三宮でお好み焼きを食べた。お店の人が作ってくれるところで、待たされる分かなりうまかった。

29日

不動岩

前日の烏帽子のすぐ近くで半分アルパインの岩場。スケールは大きく、25mいっぱいのルートも多い。最後の10cが久々のアルパインみたいで印象的だった。此の夜はわざわざ神戸カツ牛を食べに町に繰り出した。ハーバーランドで観覧車に乗ったりもした。

30日

雨 観光

晴れていたら蝙蝠に行くはずだったけど残念ながら雨。神戸異人館、高い珈琲屋、中華の定食など。神戸一の山や、コージツに行って北山公園の話を聞いた。この日の夕方、菊地さんと曽根さんが18切符で帰っていった。

31日

小赤壁

場所は姫路市で今までで一番遠く、行きは車で丁度1時間くらい。海に面した岩場で、とてものんびりした雰囲気。でも風が強かったので一応寒かった。こんな日に蝙蝠だったら大変だったと思う。スケールはどのルートも小さい。変形した花崗岩らしく、フリクションはものすごく良い。でも指の先が無くなってしまって困る。11d、12aを登ったが、グレーディングが甘いか、限定がある気がする。夜はなんとか紅白を見て、年を越してから寝ることに成功した。

1日

雨 帰京

李さんの学校で華僑の新年会があったので見物してきた。中国獅子舞がかわいかった。日本にいながら中国の新年会だからとても不思議だった。思うことは多かった。 午後2時神戸発の普通列車で10時間かけて帰京。

 

・神戸のエスカレーターは急ぐ人は左。

・震災の復興で作った建物が多いからか、新しい建物が多くゴージャスに見える。

・仮設住宅もけっこうあった。

・神戸カツ牛は量も多く満足できる物だった。550円。

・野郎ーズで神戸のデートスポットをかなり制覇した。

・神戸にはなぜか喫茶店がかなり多い。

・神戸の床屋850円、ホテルのレスト2400円、一部の物価が安い。

・神戸の銭湯ではやたら話しかけられた。フレンドリーなおじちゃんばかり。

 

 

谷川岳 一ノ倉沢 衝立岩雲稜第一、烏帽子沢奥壁変形チムニー

1995年5月27日~28日
中嶋、板橋

5月27日

(衝立岩雲稜第一)

3:30起床

4:00登山センター発

4:45一ノ倉沢出合

5:30中央稜基部

6:00取り付き

6:30二人用テラス(最後のピンが抜けてきわどいフリーになる)

8:00第一ハング上

9:30第二ハング上

11:15ボサテラス

11:50洞窟ハング

13:00洞窟ハング上

13:50残り30mで衝立岩の頭

中央稜下降 基部15:45

5月28日

(変形チムニー5pまで)

8:00取り付き

9:15終了