2017-2018シーズン 城ヶ崎トラッドルート

2017~2018シーズン
河合(記)

備忘録も兼ねて、今シーズン冬山サボって登った城ヶ崎のトラッドルートの紹介でもしようかと思います。

【浮山橋】
アプローチは駐車場から3分位と楽。しかしアプローチ道になぜか人のう〇こが時々あるので、足元要注意。

(1)トラベルチャンス5.10c PD(体感5.10b):フラッシュ
PD(Protection Difficult)となっていますが、スモールカム2セット、ナッツ1セットで取りついたところPDに感じませんでした。途中のボルトは無視できます。ムーブはフェース的で、ジャムはあまりしませんでした。友人が「全国に散らばるトラベルチャンス完登を集めるといいことあるらしい」と、ドラ〇ンボールみたいなことを話していましたので、誰か試してみてください。

(2)ストップ・ザ・トマホーク5.11a(体感5.11a):2便RP
上部は巨大チョックストーンとなっていて危ないので、ゲルニカに合流します。核心は出だしの5m。ハンド~フィストジャムのテクニックが試されます。ゲルニカと見た目は似ていますが、内容は異なる印象で、こちらの方がハードでした。せっかくなのでゲルニカとセットでどうぞ。

(3)ゲルニカ5.10d(体感5.10d):2便RP
ピカソのゲルニカには見えない気が。核心は出だしの5mで、トリッキーなジャムがポイントです。腕に覚えのある方は、是非オンサイトで!中間部は中だるみ気味で残念ですが、上部は豪快なガバハングが爽快です。終了点直下の岩は落ちそうなので、触れない方が良いと思います。

【シーサイド:サンセットエリア】
有名なボルトルートがたくさんある、冬のフリークライマーの定番ですが、ボルトルートの間にトラッドルートも結構あります。ただ、ボルトルートを登る人があまりに多いので、トラッドクライマーはちょっと肩身が狭い感じ。こんなこと書いている私も、シーサイド行けば大抵ボルトルート登っていますが。

(4)気分は最高5.10c(体感5.10c):オンサイト
スケールも結構あって見栄えのいいルートです。出だしのプロテクションはあまりよくなくて、グランドフォール者が結構出たらしく、ナッツのスロット下にボルト打ってあります。楽勝でオンサイトできる実力のない人は使った方が良いかと思います。その後も向きの悪いスモールカムなど、下部のプロテクションはいまいちで落ちたくないです。途中テラスがあって無限にたそがれることができますし、後半は傾斜も緩み、要所でしっかり休めるので、オンサイトし易いと思います。

【ファミリークラック】
5.10台の名クラックがたくさんあり、下地も良いですが人も多いです(シーサイドに比べれば少ないですが)。吊り橋から観光客に物落とされないか怖い。

(5)ファザークラック5.10c(5.10c):2便RP
城ヶ崎を代表するクラックとのことで、確かに綺麗です。上部クラックには飲み込まれたカムがいくつかありました。下部フィンガーは問題なく、核心は最上部のフェースムーブ。私は無念のオンサイト失敗。

(6)マザークラック5.10c(5.10c):フラッシュ
見た目結構いかついです。でも、胎内でノーハンドレストでき、核心手前もがっつり休めるので、上部のジャムと最後のホールドを見落とさなければ登り易い印象。

【かさごね】
何本かルートがあり、いずれも懸垂下降でテラスに降りてから登ります。ユマールなどあった方が便利。

(7)神風5.11b(体感5.11b):2便RP
山野井氏の作品。よくこんな所にルート見つけたなぁという場所にあります。上部は130°はあろうかという強傾斜にクラックが走っています。核心は短くムーブ強度大。ムーブはフェース的ですが、最後はやはりジャミング。また、登っている最中に物を落とすと海ボチャですので要注意(パートナーの眼鏡が海の藻屑と消えました)。取り付き辛い場所にある割には、先行パーティがいたり、上から覗き込んで来るパーティーいたりで、意外と人気ルート?降りたテラスには他にルートがなく、パートナー核心。

【あかねの浜】
よく日の当たる大きなエリアです。いつも混んでいます。抜け口付近に浮石が多いのでクライマーもビレイヤーも要注意です。また、大体のルートには途中にテラスがあり、上部でドカ落ちするとテラスに叩きつけられますので、これまた要注意。

(8)ゴミステーション5.11c(体感5.11c):4便RP
このルートだけ、あかねの浜のメインエリアから離れた、日の当たらない岩壁にぽつんとあります。名前はあんまりですが、シビアなフィンガージャムが数手あり、フィンガージャム技術の試される好ルートです。核心は左回りと右回りがあるようです。(私は右回り)。抜け口付近に浮きそうな大岩があるので要注意。

(9)カームフライデー5.10c(体感5.10c):オンサイト
出だしのチョックストーンはそのうち抜けないか心配。下部核心で途中無限レストでき、上部は快適。人気ルートでいつも誰か取りついています。

(10)ツワブキ5.10b(体感5.10b):オンサイト
下部はアプローチで、上部のフィンガーからのフィストが核心ですが、周囲にホールドあるので、ほとんどジャムしなくても登れます。上部のルンゼは落石を起こさないよう、細心の注意を払ってください。

(11)ホタテクラック5.10b/c(体感5.10c):2便RP
下部のクラックは結構悪く、私はここで頑張りすぎて肩痛めました。上部はちゃんとオブザベーションすれば難しくないですが、クラック限定で登れば面白そう。

(12) キョロちゃん5.10a(体感5.10c):フラッシュ
上部のクラックは幅が広くチョックストーンが詰まっていてワイルドな感じでした。ムーブもわかり辛く、かなり奮闘的になってしまったので、ホールド見落としていそうです。

(13)コモドドラゴン5.10d(体感5.10d):3便RP
途中に色の怪しいボルトが2つありますが、なくても登れそう。下部のコーナークラックは問題なく、抜け口のジャミング乗越が核心。しっかりプロテクション決めて突っ込みましょう。(テラスに叩きつけられて足捻挫した人を見ました)。

【おとじろう】
木々に囲まれた入江にある、落ち着いた静かなエリアです。下地は珍しく砂で快適ですが、あまり陽が当たらないので寒いです。

(14)おとじろうハング5.11a(体感5.11b):6便RP
おとじろうエリアを代表するルートで、上部3mは130°位の傾斜にフィンガークラックが走っています。下部は易しく、実質この3mにグレードがついていると思われます。核心は色々な登り方があるようですが、逃げずにクラック真っ向勝負をお勧めします。核心手前のレストホールドは尖っていて指が痛くなります。

【オーシャン】
多くのルートは懸垂下降しないと取り付けないですが、一部浜から取り付けます。

(15)ボクサー5.10b(体感5.10b):オンサイト
名前の通り、核心はフィストジャム連打で面白いですが、結構しょっぱかったです。

【日蓮崎】
3本、短いですが濃いクラックが走っています。杉野さんのHPにも書いてありましたが、これが3本繋がっていたら、素晴らしいルートになると思います。☆付きが並んでいるためか、冴えない見た目の割にいつも人がいます。

(16)インディアンドール5.10d(体感5.10d):3便RP
3本の中で一番長い(と言っても6m位?)前傾ハンド~シンハンドクラックです。トリッキーなジャムもあり、最初からエンジン全開で行かないといけないので結構大変。最後までブレずにジャミングを要求されます。

【門脇南の磯】
シーサイドに次いでボルトルートの多いエリアとのことですが、ボルトは錆びているものが多く、使う気になりません。クラックもそこそこ発達していますが、ガバホールドに乏しく、全般にあかねの浜より厳しい印象。

(17)July the ダディ5.11b(体感5.11b):3便RP
短いルーフチムニーで、ルーフから脱出した所で終了のようです。プロテクションは良いので思い切り突っ込めます。ムーブの解明にも思い切りが必要でした。短くてボルダー的でムーブは面白いです。私は傾斜が強いのでフォロー回収、終了点撤収後、上まで抜けるのが面倒だったので、隣のルートをクライムダウンしました。

(18)海が見える5.10a(体感5.10b/c):フラッシュ
波が高いとビレイヤーが波被るので取り付けません。中間部はバランシーでムーブわかり辛く、プロテクションのセットもしにくくてストレニュアス。最後はマスターカム1番を足下5mに微妙なボロ壁スラブムーブと、精神的要素も強くて、このグレードにしては難しく感じました。

【漁り火エリア】
(19)イサリビクラック・ライト5.10c(体感5.10c):オンサイト
短いですが見栄えの良いクラックで、内容も素直でお勧めです。フェース要素も結構あります。登った時は上部クラックの染み出しが酷くてとても保持れる状態ではなく、雑巾がけ、チョーク塗り込みムーブを駆使しました。

大源太山コブ岩尾根

2018年4月1日(日)
薄田(記)、野澤

行程: 清水 4:00 ~丸の沢出合 6:30~ Ⅱ峰8:50~ 大畠ノ沢 10:00~ 清水12:30

「ヤブ、ヤブ、ヤブ----」 薮には参りました。
谷川も終わったこの時期に夜行日帰りで行けそうなところを検討した結果この大源太山コブ岩尾根になりました。
当クラブの古い記録もあり、ネットでも3月末から4月中旬の記録も散見してたので行ってみたが・・・・・
清水部落を過ぎてすぐのところが除雪前なので車の最高到達地点。夜の11:00を過ぎていたが既に2台駐車。(結局登山者では無かったと思う。)
レガシーの後にテントを張り3時まで寝る。
丸ノ沢が出会いまでは登川右岸にある国道上を進むが途中3本くらい大きな沢を越える。
「アズマヤ沢」だと思うが沢身を渡る直前で薄田、空洞化した雪面を踏み抜き左足の靴が岩にスタック。これがクラック状になった所にジャミングがバッチリ決まりウンともスントも動かない。10分くらい格闘の末やっと脱出。その大きな岩は浮いておりそのような状態になってしまった。
過去の記録を見るとアプローチにスキーを使用しているパターンが多く、行ってみて納得。兎に角アプローチが平坦で長い。今回は雪解けが進み歩きのほうがベターだった。
丸の沢に入るとルートの全貌が見えて来たが・・・雪が無い。黒すぎる。一抹の不安が脳裏を過ぎるがビンゴになってしまった。
大畠の沢に入り本流に滝が見えたのでそこから尾根に取り付く。暫くは雪面を歩けたが1峰前くらいから猛烈な薮になり閉口する。アイゼンを付けるのが早すぎた。アイゼン、スノーバー、ストックと次々に薮に引っかかりイヤになった。
1峰手前は左手が小岩場になっており多少楽になるが2峰手前も又しても猛烈な「ヤブ」。
鶏冠状に特徴の有る2峰は3年前の某クラブの記録と比較するとエライ違い。丸裸状態で有る。
結局これ以上行っても同じようにヤブに痛めつけられるだけと判断。これにて敗退決定。
年によって違いがあると思うがまあ写真の通り天気だけは良かったので久しぶりに越後のディープなヤブに触れられて良しとしよう
下降は残置のシュリンゲを使い20mの懸垂下降とヤブのクライムダウンで大畠の沢4ルンゼに降り立ち長いアプローチを汗だくで清水へと戻った。

谷川岳 一ノ倉沢一ノ沢 左方ルンゼ

2018年3月4日
薄田(記)、野澤

コースタイム:
一ノ倉出合 5:00
F5 8:40
一ノ倉出合 12:00

「ヤバいよヤバいよ」
F5上の雪田から降ってくる雪崩でF5入り口にてビレーするデカ目のヤツにやられ、飛ばされたがアンカーに助けられ事なきを得た。
この時薄田はテンションを貰って雪壁を下降中。ハーケン抜けてたら一ノ沢の出合まで死へのダイブがスタートするところでした。
前日の予報は水上での最高気温が17℃を告げていたがいつもどおり出合まで行くだけ行って判断しようと某駐車場を出発。先々日の雪は締まったようで普通に歩きやすかった。
出合に到着しても雪面は締まっており早く1・2の中間リッジ早く抜けられたら何とかなりそう。結局何とかならなかったが・・・
先輩から教わった出合で足のすね以上埋まったら引き返すという敗退基準はクリアーしていたが気温基準がそれを越えていた。
コップ側からデカイヤツが来ていて出合から30mも行かないくらいで高さ6、7m位のデブリが斜めに走り雪崩のすさまじさを再認識。
一ノ沢の本流に入り傾斜が増す頃から雪崩れ通過後の樋状滑り台が断続的に続く。
F1、F2は簡単なので各自フリーで登る。F3からロープを出し野澤先行でスタート。
氷が柔らかいのか快調にロープを伸ばす。但し、先行1パーティーが落とす時折大きい氷が弾丸となって普通に飛んでくるので上を見ていないとヤバい。

薄田、一度拳1/3程度がバウンドを読み切れず左胸にHIT、痛かった。
ビレー解除の声に薄田スタート。簡単なるも50mいっぱい伸びていたので脹ら脛のレストの為若干休憩を入れながら登る。
F4リードを薄田に交代。出だしF3より急だが4mも登るとバンド伝い、左右に逃げられるので見た目ほど難しくは無い。
氷部は25m程で抜けて更に5m雪面を左に上がり立木(残置シュリンゲ有り)でビレー。

続く雪壁も50mいっぱいで左手の立木でビレー、そこから核心のF5チョックストーンが見える。更に50m弱で手前の右壁下部にハーケンを2枚打つが1枚は半分しか入らない。
さて、この頃から強めの日射のもと気温も上がり塵雪崩が落ちてくる。
核心は野澤君の番だが既にゆるゆるの雪と申し訳なさ程度に付着した氷のためか難しそう。
そうこうする内に上部雪田からの塵雪崩落下間隔が狭まり大きさも増してきた。

薄田にリードを交代するもチョックストーンの左手には微かな氷しか無く傾斜も強いので逡巡。右手手前に目を移すが氷は付着するも気温の上昇でグズグズの状態、草付き状だが傾斜も有り支点取れないのでこちらもヤバイ。
そうこうする内に上部雪田から間欠的に重めの雪崩が降ってくる。
「もう駄目だ!」降りると決断。
薄田、そのままテンション入れながら50m下降。途中、野澤君がビレー中大きめの1発を食らいセルフにぶら下がる。ハーケン、効いてて良かった。
何とか立木まで降りてそこから懸垂開始。50m2回ではF3取り付きに届かず薄田7m程クライムダウン。後はテンションとクライムダウンで一ノ沢本流に到着。
助かった。

反省点はなんと言っても気温上昇。こんな日に入っちゃ行けない。しかし先行1パーティーはしっかり抜けて我々がセンター到着前に降りて来ていた。もう一点はもう1時間早くスタートが必要だった。

日光雲竜渓谷雲竜瀑

2018年2月25日(日)
薄田、野澤、川上、山崎(記)

今日の目的地は、時期的に氷結状態が心配されましたが、日光雲竜渓谷雲竜瀑です。東北道、日光宇都宮道路を通り、日光インターで降り、国道119号神橋の信号を右折。すぐの稲荷川に掛かる橋の手前を左折して川沿いに奥へと入っていくとゲートが現れ、そこに駐車するのだが、すでに満車状態。少し下った路肩に駐車。午前8時30分頃に行動開始。道は直進と左手の二手に分かれており、どちらにもゲートが降りているが直進する。しばらく道なりに進み、途中堰堤上を渡河、左岸を上流へと向かう。大きな堰を巻くと広々とした河原に出て右岸に向け歩き、林道に合流し雲竜渓谷へと向かう。林道は、九十九折れに標高を上げていくので随分余計に歩かされる。

午前10時20分頃、雲竜渓谷に到着。河岸両側に見事な氷柱が立ち並んでいた。

その中を奥へと進むと、ついに雲竜瀑が現れた。遠目に見るとなんだかほっそりしている。

雲竜瀑に至る入り口のF1からは、巻道を上がっていくが、凍っていて悪いのでアイゼン装着。雲竜瀑直下には午前10時40分頃に到着する。
天候は晴れ。無風。寒くなく、先行1パーティーが登攀中であった。近くで見る滝の状況は、立派に氷結しているが、本などで見るのと比べると、少し迫力に欠ける感じでした。下部は発達していました。正面、右側は出だしが、氷のせり出しでハングしていた。先行パーティは左側から登っている。時々落ちてくる落氷もさることながら、右岸側の脆そうな絶壁からも小さな落石があった。
我々は、野沢、川上組と薄田、山崎組に分かれて登攀開始、登路は左側から登る。氷のせり出しの陰になっているため、やや硬くて脆い。氷のチムニーみたいなところ抜け、左上し、少し進んだところ、下から26~7メートル進んだところの氷のテラス状のところでピッチを切る。ここからはほぼ垂直部分を直上していくが、足もあるし、このあたりになると日が当たるため、氷も柔らかくアックスも刺さりがよくて登りやすい。

ところが、垂直部を抜け、傾斜が緩くなったあたりに差し掛かると、これまでも氷の中からしていた水流の音がより大きくザーザーと。一部氷がとても薄く水が流れているのが透けて見える。踏み抜かないように場所を選んでそーっと進む。左岸岩壁がすぐ横だが残置支点などない。その代わり残置スクリューとアバラコフに掛かった残置スリングがあり、そこで野沢、川上組がピッチを切る。ここまで25メートルくらいか。滝自体はさらに上に続いているが、氷結状態が良くなく、穴も空いているとのことで、ここでして残置物を利用して降下することになった。ここから一番下まで50メートルぎりぎりで届いて降下終了。
雲竜瀑登攀後、渓谷右岸に掛かる氷柱を登る。

名前もグレードも不明だが、約25mくらいあるバーチカル。野沢、川上組は左側を、薄田さんは中央をリード。その薄田さん曰く、6級はるとのこと。私もフォローで登りましたが、雲竜瀑より面白かった。
そこで楽しんだ後、現場を午後5時過ぎに後にして、車に戻ったのが暗くなった午後6時半頃でした。路面が凍結しているところがあるので、明るいうちの下山がいいです。
結局、本日クライマーは、1組しか見ませんでした、朝、満車状態だったのは、滝見物のハイカーだったのかもしれません。渓谷の両岸に掛かる氷柱は、もう少し楽しめそうですが、日がよく当たる雲竜瀑は、まもなく終了かなと感じました。

西上州 狭岩峡不動の滝

2018年2月12日(火)
薄田、谷水(記)

薄田さんにお誘いいただき、急遽群馬県にアイスクライミングしてきました。
当初は相沢の大滝に行く予定でした。自分が朝寝坊して到着が遅れ(本当にすみません…。)、先行パーティも複数いましたがとりあえず行ってみることに。。そこに、なんと偶然向畑さんと福原さんにお会いし、相沢に来たが別の場所に移動されると聞き、自分達も転戦することに。結果たどり着いたのが群馬県○村の大滝。アプローチは車道から1分!しかし滝は30m位あって登りごたえ満点でした。アイス2回目だったのでフォローで。蹴り込みが甘く1回テンション、悔しい(>~<)\

2回登ったあとに、蹴り込みとトラバース、スクリューセットのご指導いただき、終了となりました。スクリューが思っていたよりも入っていきづらく、難しいことが分かってまた楽しさを感じたアイスになりました。

西上州 相沢大氷柱

2018年2月3日
薄田(記)、山崎

危ないオジサン2名で相沢大氷柱に行ってきました。
前週も入ったのですがそれは当初計画の「犬殺し」(成犬)のコンディションが悪かったためでした。色々検討した結果相沢に移動となりました。山を登り返して(オジサンにはキツい)到着するも河合君の慎重リードで時間いっぱい。(おじさん2名はフォローのみ)
そんなわけで再トライを目的に飽きもせず出かけてきました。薄田は右手中指の骨折もあり、リハビリトレーニングの意味も有るのでまあイッカて感じ。

1本目薄田リード、フォロー山埼。2本目山埼リード&薄田フォローの形態で登りました。

先行1パーティー居ましたが1時間くらいで移動してくれたので助かりました。
コンディションは17年シーズンよりはショボイもののまあまあの状態でした。(一部3m程スプラッシュ状態)

西上州 相沢奥壁 エイプリルフール

2018年1月21日(日)
薄田、山崎(記)

当初、足尾松木沢の予定であったが、参加者が減り急遽目的地を変更して、相沢奥壁のエイプリルフールに行きました。
当日の天気は晴れでしたが、朝、下仁田インターを降り、走っていると外気温が3度との表示。途中のコンビニで車外に出ても冬のピリッと来る空気ではなく、滝の氷結状態が気になる。
相沢集落奥の荒船山登山口の駐車スペースに車を止め、8時10分に行動開始。登山道を登って行き、8時50分頃に中ノ宮大岩先を、東側の滝方向に向かって分け入り、沢を越え小尾根を越えていきましたが少し迷いました。本当は、もっと下の道標のあるあたりから左に入っていくようです。
相沢奥壁大氷柱には、9時30分頃に到着。上から下まで繫がったご立派な氷柱に見えましたが、薄田さん曰く、なんかショボいとのこと。このエリアを代表する滝ですが、誰も登っていませんでした。誰もいないことだし、見ていると登りたくなってきましたが、今回は、薄田さんは怪我された指の感触を見ながらの慣らし運転、私も遅ればせながら今季初アイスのため慣らし運転をしたかったため、おとなしくさらに東側にあるエイプリルフールの滝に向かいました。
9時50分頃に到着すると、すでに1組が登攀中。滝の状態はというと、全体的に厚さも幅もあり、まぁまぁの氷結状態でしたが、左側が少しゆるいかなという感じ。下部は短いながらも垂直部分もあり、その上にも小規模な滝が続いています。ちなみに右隣にある滝(バレンタインの滝と言うそうです)は、去年は氷結していたようですが、今回は全くの未完成状態。


準備完了後、初回は1ピッチ目を薄田さんリード。30メートルくらい。2、3ピッチ目を山崎がリードさせていただき、立木の残地スリングを利用して2回の懸垂で戻り、お昼休憩の後、2回目は、山崎が1ピッチ目リード。さらに上に行こうとするも上に1組登っており、遅くなってしまうかもしれないのでここで降下。最後に薄田さんから登り方について実演ご指導いただき終了。


さて、帰りですが、大氷柱下を通り、明瞭な踏み後が下へと続く小尾根に出て、そのまま降りていくも降りすぎてしまい少し迷いました。この小尾根は沢に向かって落ち込み消失しているようです。登り返して西側の沢に向かう踏み後を発見。駐車スペースには17時頃に着きました。
今日は、天気も良く、厳しい寒さでもなく、風もなく、登りやすい1日でしたし、クライマーも私たちを入れて3組のみとすいていました。薄田さんは鼻歌を歌いながら楽しそうに登っていましたし、私も慣らし運転できたし。

 

 

西上州 神津牧場

2018年1月14日(日)
薄田(記)、河合、川上

当日朝6時前にスカイツリーライン某駅を出発。一寸迷って現地駐車スペースに9:00前に到着。
準備してアプローチするが案内プレート(紙にビニール袋状)から右手に入るが足跡不明瞭にて少し迷う。雪が全くない。
多分インディアンサマー広場に9:30位に到着する。
先行者2名×2パーティーは既にトップロープセット済み。
薄田は車にヘルメットを忘れた事に気付くが後の祭り。

河合、川上はそれぞれリードで練習、薄田は邪魔にならない下部にてビレー無しで右手の感覚を確認しながら上下練習。

その後、トップロープにてそれぞれを登る。無難に熟せて良かったです。

16:00近くになったので、全て回収後、車へと戻る。

薄田は体温が下がってくると怪我した指が冷たくなりましたが、その段階で手袋から引き抜き首の生え際等に指を温めて登っていました。
(現段階ではロングルートは厳しいのが実感です。)

南八ヶ岳西面 大同心大滝、摩利支天沢大滝

2017年12月30~31日
川端、河合(記)

当初、年末は黄蓮谷左俣に行くつもりだった。しかし件のぎっくり腰と峰ノ松目沢での様子からまだ無理そうだった。約束していた赤井さんには幸い野澤さんという強力なパートナーが見つかったので、私は黄蓮谷メンバーから離脱。でも担がなければ登れそうだったので城ヶ崎でも行こうと思っていたら、川端さんからどこか行かない?連絡。
担げない、でも泊まりでアイス行きたいとなると、赤岳鉱泉が真っ先に頭に浮かんだので、2年連続で年末は八ヶ岳に行くことに。腰に万全を期すため、初めての赤岳鉱泉小屋泊まり・・・

12/30
いつも通り夜行かけて、赤岳鉱泉経由大同心大滝へ。途中クリスタルタワーが完全氷結しているのが見えた。今年は何パーティか登っている模様。

クリスタルタワー遠望

大同心大滝まではトレースばっちり。大同心大滝も氷結ばっちり。着いたら先行パーティが左のラインを登っていたので、10時頃、右のラインから取り付いた。最後の垂直部の抜け口でスクリューねじ込もうと思ったら、レスト用のアックス上に打ち過ぎ、ドパンプ状態になってしまい、ごにょごにょしてたら落ちた。アックスの落下防止リーシュですぐ止まったけど、こういうのもアックステンションと言うのだろうか。滝自体はⅤ+程度で、大谷不動本流右側壁の方が難しい印象。

朝一の大同心大滝

その後、空いたのでトップロープを張って、川端さんと4本ずつ登って筋トレ。陽が当たると一気に簡単になった。終了点のカラビナが1つ破断していて1つだけになっていたので1つ寄贈。

午後は陽が当たる

赤岳鉱泉小屋は飯が旨くて暖かくて快適過ぎ、堕落の一途・・・

12/31
天気が崩れる予報なので、早起きしてさっさと摩利支天沢大滝へ。途中、阿弥陀岳西面にこんな氷柱が・・・正体どなたかご存知ありませんか?

謎の氷柱

摩利支天沢大滝の入口は灌木の生えるルンゼ。少し登るとF1出現。Ⅲ級位か。川端さんのビレーしてから、時間短縮でフリーソロ。表面の氷が脆い。

F1、奥に大滝

摩利支天沢大滝はしっかり氷結。どう見てもⅥ-~Ⅵ級はありそうで、出だし10mちょっとは、明らかにハングしている。登った痕跡のあった左側から取り付く。

蒼い所は氷質が良く、白濁している所は悪かった

1本目のスクリューをセットし、離陸。ガラス氷だけれど穴が開いていてフッキングで登れ、凹角で傾斜も殺せるので、登るだけなら快適。しかしスクリューがとてもセットし辛い。2本目をセットしようとした瞬間、フッキングしたアックスがすっぽ抜け、どか落ち。滝のスカートに膝と唇を強打してしまった。しっかり打ち込んでおけばよかった。すぐ仕切り直すも、フリーで行く気は完全に萎え、アックステンション音頭。中段部の傾斜が垂直になってからはましなると思ったら、表面の白っぽい氷はアックスを中々受け付けてくれないモロい氷で、ハング部より辛かった。これはⅥ級と言っていいのでは?

トップアウトして川端さんを迎えるも、川端さんの指の感覚は消失していたらしく、降りようとのこと。私も膝が痛いし、天気も下り坂だしこういう日は無理せずさっさと帰るに限るということで早々に撤収。右側のビレイ点を使ったら、特大ツララ(なるべく蹴落とした)と滴りシャワー(懸垂下降バックアップが凍りかけた)で懸垂下降が恐怖だった。
シーズン初めの垂直氷は、未発達で垂直以上になっていて難しいという当たり前のことを再認識した山行となった。2日連続で落ちたのは大反省。練習あるのみ。付き合ってくれた川端さんに感謝です。