谷川岳 一ノ倉沢一ノ沢 左方ルンゼ

2018年3月4日
薄田(記)、野澤

コースタイム:
一ノ倉出合 5:00
F5 8:40
一ノ倉出合 12:00

「ヤバいよヤバいよ」
F5上の雪田から降ってくる雪崩でF5入り口にてビレーするデカ目のヤツにやられ、飛ばされたがアンカーに助けられ事なきを得た。
この時薄田はテンションを貰って雪壁を下降中。ハーケン抜けてたら一ノ沢の出合まで死へのダイブがスタートするところでした。
前日の予報は水上での最高気温が17℃を告げていたがいつもどおり出合まで行くだけ行って判断しようと某駐車場を出発。先々日の雪は締まったようで普通に歩きやすかった。
出合に到着しても雪面は締まっており早く1・2の中間リッジ早く抜けられたら何とかなりそう。結局何とかならなかったが・・・
先輩から教わった出合で足のすね以上埋まったら引き返すという敗退基準はクリアーしていたが気温基準がそれを越えていた。
コップ側からデカイヤツが来ていて出合から30mも行かないくらいで高さ6、7m位のデブリが斜めに走り雪崩のすさまじさを再認識。
一ノ沢の本流に入り傾斜が増す頃から雪崩れ通過後の樋状滑り台が断続的に続く。
F1、F2は簡単なので各自フリーで登る。F3からロープを出し野澤先行でスタート。
氷が柔らかいのか快調にロープを伸ばす。但し、先行1パーティーが落とす時折大きい氷が弾丸となって普通に飛んでくるので上を見ていないとヤバい。

薄田、一度拳1/3程度がバウンドを読み切れず左胸にHIT、痛かった。
ビレー解除の声に薄田スタート。簡単なるも50mいっぱい伸びていたので脹ら脛のレストの為若干休憩を入れながら登る。
F4リードを薄田に交代。出だしF3より急だが4mも登るとバンド伝い、左右に逃げられるので見た目ほど難しくは無い。
氷部は25m程で抜けて更に5m雪面を左に上がり立木(残置シュリンゲ有り)でビレー。

続く雪壁も50mいっぱいで左手の立木でビレー、そこから核心のF5チョックストーンが見える。更に50m弱で手前の右壁下部にハーケンを2枚打つが1枚は半分しか入らない。
さて、この頃から強めの日射のもと気温も上がり塵雪崩が落ちてくる。
核心は野澤君の番だが既にゆるゆるの雪と申し訳なさ程度に付着した氷のためか難しそう。
そうこうする内に上部雪田からの塵雪崩落下間隔が狭まり大きさも増してきた。

薄田にリードを交代するもチョックストーンの左手には微かな氷しか無く傾斜も強いので逡巡。右手手前に目を移すが氷は付着するも気温の上昇でグズグズの状態、草付き状だが傾斜も有り支点取れないのでこちらもヤバイ。
そうこうする内に上部雪田から間欠的に重めの雪崩が降ってくる。
「もう駄目だ!」降りると決断。
薄田、そのままテンション入れながら50m下降。途中、野澤君がビレー中大きめの1発を食らいセルフにぶら下がる。ハーケン、効いてて良かった。
何とか立木まで降りてそこから懸垂開始。50m2回ではF3取り付きに届かず薄田7m程クライムダウン。後はテンションとクライムダウンで一ノ沢本流に到着。
助かった。

反省点はなんと言っても気温上昇。こんな日に入っちゃ行けない。しかし先行1パーティーはしっかり抜けて我々がセンター到着前に降りて来ていた。もう一点はもう1時間早くスタートが必要だった。

日光雲竜渓谷雲竜瀑

2018年2月25日(日)
薄田、野澤、川上、山崎(記)

今日の目的地は、時期的に氷結状態が心配されましたが、日光雲竜渓谷雲竜瀑です。東北道、日光宇都宮道路を通り、日光インターで降り、国道119号神橋の信号を右折。すぐの稲荷川に掛かる橋の手前を左折して川沿いに奥へと入っていくとゲートが現れ、そこに駐車するのだが、すでに満車状態。少し下った路肩に駐車。午前8時30分頃に行動開始。道は直進と左手の二手に分かれており、どちらにもゲートが降りているが直進する。しばらく道なりに進み、途中堰堤上を渡河、左岸を上流へと向かう。大きな堰を巻くと広々とした河原に出て右岸に向け歩き、林道に合流し雲竜渓谷へと向かう。林道は、九十九折れに標高を上げていくので随分余計に歩かされる。

午前10時20分頃、雲竜渓谷に到着。河岸両側に見事な氷柱が立ち並んでいた。

その中を奥へと進むと、ついに雲竜瀑が現れた。遠目に見るとなんだかほっそりしている。

雲竜瀑に至る入り口のF1からは、巻道を上がっていくが、凍っていて悪いのでアイゼン装着。雲竜瀑直下には午前10時40分頃に到着する。
天候は晴れ。無風。寒くなく、先行1パーティーが登攀中であった。近くで見る滝の状況は、立派に氷結しているが、本などで見るのと比べると、少し迫力に欠ける感じでした。下部は発達していました。正面、右側は出だしが、氷のせり出しでハングしていた。先行パーティは左側から登っている。時々落ちてくる落氷もさることながら、右岸側の脆そうな絶壁からも小さな落石があった。
我々は、野沢、川上組と薄田、山崎組に分かれて登攀開始、登路は左側から登る。氷のせり出しの陰になっているため、やや硬くて脆い。氷のチムニーみたいなところ抜け、左上し、少し進んだところ、下から26~7メートル進んだところの氷のテラス状のところでピッチを切る。ここからはほぼ垂直部分を直上していくが、足もあるし、このあたりになると日が当たるため、氷も柔らかくアックスも刺さりがよくて登りやすい。

ところが、垂直部を抜け、傾斜が緩くなったあたりに差し掛かると、これまでも氷の中からしていた水流の音がより大きくザーザーと。一部氷がとても薄く水が流れているのが透けて見える。踏み抜かないように場所を選んでそーっと進む。左岸岩壁がすぐ横だが残置支点などない。その代わり残置スクリューとアバラコフに掛かった残置スリングがあり、そこで野沢、川上組がピッチを切る。ここまで25メートルくらいか。滝自体はさらに上に続いているが、氷結状態が良くなく、穴も空いているとのことで、ここでして残置物を利用して降下することになった。ここから一番下まで50メートルぎりぎりで届いて降下終了。
雲竜瀑登攀後、渓谷右岸に掛かる氷柱を登る。

名前もグレードも不明だが、約25mくらいあるバーチカル。野沢、川上組は左側を、薄田さんは中央をリード。その薄田さん曰く、6級はるとのこと。私もフォローで登りましたが、雲竜瀑より面白かった。
そこで楽しんだ後、現場を午後5時過ぎに後にして、車に戻ったのが暗くなった午後6時半頃でした。路面が凍結しているところがあるので、明るいうちの下山がいいです。
結局、本日クライマーは、1組しか見ませんでした、朝、満車状態だったのは、滝見物のハイカーだったのかもしれません。渓谷の両岸に掛かる氷柱は、もう少し楽しめそうですが、日がよく当たる雲竜瀑は、まもなく終了かなと感じました。

西上州 狭岩峡不動の滝

2018年2月12日(火)
薄田、谷水(記)

薄田さんにお誘いいただき、急遽群馬県にアイスクライミングしてきました。
当初は相沢の大滝に行く予定でした。自分が朝寝坊して到着が遅れ(本当にすみません…。)、先行パーティも複数いましたがとりあえず行ってみることに。。そこに、なんと偶然向畑さんと福原さんにお会いし、相沢に来たが別の場所に移動されると聞き、自分達も転戦することに。結果たどり着いたのが群馬県○村の大滝。アプローチは車道から1分!しかし滝は30m位あって登りごたえ満点でした。アイス2回目だったのでフォローで。蹴り込みが甘く1回テンション、悔しい(>~<)\

2回登ったあとに、蹴り込みとトラバース、スクリューセットのご指導いただき、終了となりました。スクリューが思っていたよりも入っていきづらく、難しいことが分かってまた楽しさを感じたアイスになりました。

西上州 相沢大氷柱

2018年2月3日
薄田(記)、山崎

危ないオジサン2名で相沢大氷柱に行ってきました。
前週も入ったのですがそれは当初計画の「犬殺し」(成犬)のコンディションが悪かったためでした。色々検討した結果相沢に移動となりました。山を登り返して(オジサンにはキツい)到着するも河合君の慎重リードで時間いっぱい。(おじさん2名はフォローのみ)
そんなわけで再トライを目的に飽きもせず出かけてきました。薄田は右手中指の骨折もあり、リハビリトレーニングの意味も有るのでまあイッカて感じ。

1本目薄田リード、フォロー山埼。2本目山埼リード&薄田フォローの形態で登りました。

先行1パーティー居ましたが1時間くらいで移動してくれたので助かりました。
コンディションは17年シーズンよりはショボイもののまあまあの状態でした。(一部3m程スプラッシュ状態)

西上州 相沢奥壁 エイプリルフール

2018年1月21日(日)
薄田、山崎(記)

当初、足尾松木沢の予定であったが、参加者が減り急遽目的地を変更して、相沢奥壁のエイプリルフールに行きました。
当日の天気は晴れでしたが、朝、下仁田インターを降り、走っていると外気温が3度との表示。途中のコンビニで車外に出ても冬のピリッと来る空気ではなく、滝の氷結状態が気になる。
相沢集落奥の荒船山登山口の駐車スペースに車を止め、8時10分に行動開始。登山道を登って行き、8時50分頃に中ノ宮大岩先を、東側の滝方向に向かって分け入り、沢を越え小尾根を越えていきましたが少し迷いました。本当は、もっと下の道標のあるあたりから左に入っていくようです。
相沢奥壁大氷柱には、9時30分頃に到着。上から下まで繫がったご立派な氷柱に見えましたが、薄田さん曰く、なんかショボいとのこと。このエリアを代表する滝ですが、誰も登っていませんでした。誰もいないことだし、見ていると登りたくなってきましたが、今回は、薄田さんは怪我された指の感触を見ながらの慣らし運転、私も遅ればせながら今季初アイスのため慣らし運転をしたかったため、おとなしくさらに東側にあるエイプリルフールの滝に向かいました。
9時50分頃に到着すると、すでに1組が登攀中。滝の状態はというと、全体的に厚さも幅もあり、まぁまぁの氷結状態でしたが、左側が少しゆるいかなという感じ。下部は短いながらも垂直部分もあり、その上にも小規模な滝が続いています。ちなみに右隣にある滝(バレンタインの滝と言うそうです)は、去年は氷結していたようですが、今回は全くの未完成状態。


準備完了後、初回は1ピッチ目を薄田さんリード。30メートルくらい。2、3ピッチ目を山崎がリードさせていただき、立木の残地スリングを利用して2回の懸垂で戻り、お昼休憩の後、2回目は、山崎が1ピッチ目リード。さらに上に行こうとするも上に1組登っており、遅くなってしまうかもしれないのでここで降下。最後に薄田さんから登り方について実演ご指導いただき終了。


さて、帰りですが、大氷柱下を通り、明瞭な踏み後が下へと続く小尾根に出て、そのまま降りていくも降りすぎてしまい少し迷いました。この小尾根は沢に向かって落ち込み消失しているようです。登り返して西側の沢に向かう踏み後を発見。駐車スペースには17時頃に着きました。
今日は、天気も良く、厳しい寒さでもなく、風もなく、登りやすい1日でしたし、クライマーも私たちを入れて3組のみとすいていました。薄田さんは鼻歌を歌いながら楽しそうに登っていましたし、私も慣らし運転できたし。

 

 

西上州 神津牧場

2018年1月14日(日)
薄田(記)、河合、川上

当日朝6時前にスカイツリーライン某駅を出発。一寸迷って現地駐車スペースに9:00前に到着。
準備してアプローチするが案内プレート(紙にビニール袋状)から右手に入るが足跡不明瞭にて少し迷う。雪が全くない。
多分インディアンサマー広場に9:30位に到着する。
先行者2名×2パーティーは既にトップロープセット済み。
薄田は車にヘルメットを忘れた事に気付くが後の祭り。

河合、川上はそれぞれリードで練習、薄田は邪魔にならない下部にてビレー無しで右手の感覚を確認しながら上下練習。

その後、トップロープにてそれぞれを登る。無難に熟せて良かったです。

16:00近くになったので、全て回収後、車へと戻る。

薄田は体温が下がってくると怪我した指が冷たくなりましたが、その段階で手袋から引き抜き首の生え際等に指を温めて登っていました。
(現段階ではロングルートは厳しいのが実感です。)

南八ヶ岳西面 大同心大滝、摩利支天沢大滝

2017年12月30~31日
川端、河合(記)

当初、年末は黄蓮谷左俣に行くつもりだった。しかし件のぎっくり腰と峰ノ松目沢での様子からまだ無理そうだった。約束していた赤井さんには幸い野澤さんという強力なパートナーが見つかったので、私は黄蓮谷メンバーから離脱。でも担がなければ登れそうだったので城ヶ崎でも行こうと思っていたら、川端さんからどこか行かない?連絡。
担げない、でも泊まりでアイス行きたいとなると、赤岳鉱泉が真っ先に頭に浮かんだので、2年連続で年末は八ヶ岳に行くことに。腰に万全を期すため、初めての赤岳鉱泉小屋泊まり・・・

12/30
いつも通り夜行かけて、赤岳鉱泉経由大同心大滝へ。途中クリスタルタワーが完全氷結しているのが見えた。今年は何パーティか登っている模様。

クリスタルタワー遠望

大同心大滝まではトレースばっちり。大同心大滝も氷結ばっちり。着いたら先行パーティが左のラインを登っていたので、10時頃、右のラインから取り付いた。最後の垂直部の抜け口でスクリューねじ込もうと思ったら、レスト用のアックス上に打ち過ぎ、ドパンプ状態になってしまい、ごにょごにょしてたら落ちた。アックスの落下防止リーシュですぐ止まったけど、こういうのもアックステンションと言うのだろうか。滝自体はⅤ+程度で、大谷不動本流右側壁の方が難しい印象。

朝一の大同心大滝

その後、空いたのでトップロープを張って、川端さんと4本ずつ登って筋トレ。陽が当たると一気に簡単になった。終了点のカラビナが1つ破断していて1つだけになっていたので1つ寄贈。

午後は陽が当たる

赤岳鉱泉小屋は飯が旨くて暖かくて快適過ぎ、堕落の一途・・・

12/31
天気が崩れる予報なので、早起きしてさっさと摩利支天沢大滝へ。途中、阿弥陀岳西面にこんな氷柱が・・・正体どなたかご存知ありませんか?

謎の氷柱

摩利支天沢大滝の入口は灌木の生えるルンゼ。少し登るとF1出現。Ⅲ級位か。川端さんのビレーしてから、時間短縮でフリーソロ。表面の氷が脆い。

F1、奥に大滝

摩利支天沢大滝はしっかり氷結。どう見てもⅥ-~Ⅵ級はありそうで、出だし10mちょっとは、明らかにハングしている。登った痕跡のあった左側から取り付く。

蒼い所は氷質が良く、白濁している所は悪かった

1本目のスクリューをセットし、離陸。ガラス氷だけれど穴が開いていてフッキングで登れ、凹角で傾斜も殺せるので、登るだけなら快適。しかしスクリューがとてもセットし辛い。2本目をセットしようとした瞬間、フッキングしたアックスがすっぽ抜け、どか落ち。滝のスカートに膝と唇を強打してしまった。しっかり打ち込んでおけばよかった。すぐ仕切り直すも、フリーで行く気は完全に萎え、アックステンション音頭。中段部の傾斜が垂直になってからはましなると思ったら、表面の白っぽい氷はアックスを中々受け付けてくれないモロい氷で、ハング部より辛かった。これはⅥ級と言っていいのでは?

トップアウトして川端さんを迎えるも、川端さんの指の感覚は消失していたらしく、降りようとのこと。私も膝が痛いし、天気も下り坂だしこういう日は無理せずさっさと帰るに限るということで早々に撤収。右側のビレイ点を使ったら、特大ツララ(なるべく蹴落とした)と滴りシャワー(懸垂下降バックアップが凍りかけた)で懸垂下降が恐怖だった。
シーズン初めの垂直氷は、未発達で垂直以上になっていて難しいという当たり前のことを再認識した山行となった。2日連続で落ちたのは大反省。練習あるのみ。付き合ってくれた川端さんに感謝です。

 

南八ヶ岳西面 峰ノ松目沢

2017年12月24日
野澤、河合(記)

まずは愚痴から。
冬山シーズン終わってからの2017年は最悪だった。2年近くの昼夜を問わない地獄の仕事でボロボロになった体は限界を迎え、倒れたのが5月下旬。以降2ヶ月以上、気の滅入る療養生活が続いた。仕事に復帰した8月、体力はどん底。8月終盤、フリークライミングに復帰。クレイジージャムに挟まってみたものの、登れなかった。翌週からは無謀を承知で、狂ったようにトップガンに打ち込んだ。10月、最後のランジが止まったと思った瞬間、落ちた。その後雨に祟られチャンスは来なかった。12月頭、体力も戻ってきて、そろそろ山に行こうと思った矢先、腰に電流が走ってしまった。その後痛めた腰が回復してきたので、やっと7ヶ月ぶりの復帰戦が今回の山行。

12/23
よく組ませてもらっているKさんと城ケ崎のクラック巡り。タコを鑑賞して強傾斜シンハンドに絶望したり、ボクサーにジャブ繰り出したり、激烈にガバの痛いおとじろうハングで遊んだ後で、野澤さんと合流し、一路八ヶ岳へ。南から北へ移動距離が長くて疲れる。

12/24
6:45美濃戸出発。-4℃とこの時期の八ヶ岳にしては異常に暖かいけれど、城ケ崎に慣れ切った体にはやはり寒い。

8:05 登山道から外れる地点到着。何パーティか支度している。今日は混みそうだ。

8:45 F1登攀開始。ロープ不要。F2:Ⅳ級位で立っていたのでロープを出して野澤さんリード。以降、滑滝が続く。氷結は良好。F8までの間、一箇所確保した他はロープを引きずって同時登攀。

F2
簡単なナメ滝が続く
まだまだナメ滝が続く

核心のF8は氷結甘め。
一番簡単なラインでも若干ハングしており、短いながらⅤ級はありそうだ。渋滞しており、30分位待ったら順番が回ってきた。ここでリードしないと本日トップなしで終わりそうだったので、やらせてもらう。出だしのハング気味はステミングで傾斜を殺せた。スクリュー3本、久々の垂直で痺れた。F9もさらに短いながら立っており、まとめてリードも可能だったが、野澤さんに申し訳ないので滝の根本でピッチを切った。

F9は野澤さんがスクリュー1本でリード。適当にF10を超えて11:50登攀終了。12:30まで大休止した後、ルンゼの広い方を忠実に詰めたところ、13:00に峰ノ松目東のコル手前のトレースに出た。

この日はここからが大核心。トレースはあったものの、ダラダラな登りに猛烈な吐き気、頭痛、疲労感。風邪気味+睡眠不足+体力低下+昼飯食べ過ぎのコンボで、高山病になったようだ。ペースが落ち、ゲップが止まらない。頭の中を巡るのはMajiでGEROしちゃいそうな約束の5秒前~♪by広〇涼〇。やべぇまじで頭おかしくなってきた。

峰ノ松目方面を振り返る

14:10赤岩ノ頭に到着。14:20ダッシュで駆け下り、16:00美濃戸下山。標高を落としたら高山病が良くなったのか、カレーパンの消化が済んだのか体調が回復してきた。
そんなこんなで、山の復帰戦はゲ〇ゲ〇に終わった。腰の調子もいまいちで、大きなルートやるにはまだ体力不足なことを認識できたのが、今回の一番の成果か。

愚痴やゲ〇のことしか書いてない気がするので、ルートのことも少し書いておくと、F8以外は大体容易なナメ滝が続く快適なルートで、シーズン1本目の足慣らしに良い感じだった。ただ、思った以上に混雑しており、全ての滝で確保を行うと順番待ちもあるので時間がかかると思われる。F8はトポではⅣ+級となっているが、氷結が甘いともっと難しい。同ルート下降するか悩んだが、下降支点あまりよくなさそう、混みそう、詰めも悪くない、筋トレになる、ということでトップアウトがお勧め。ただ、赤岩ノ頭までトレースがない場合、多少ガッツが要るかもしれない。

八ヶ岳 広河原沢左俣

2017年12月16日~17日
加茂谷、小池、谷水、川端(記)

初アイスクライミングというメンバーを交えアプローチ短く手ごろなルートということで八ヶ岳の広河原沢左俣に行ってきました。トラブル続出の山行でしたが楽しめました。

12月16日(土)晴/曇
二俣は平らにするのには雪が少なく苦労しました。
テントを張って左俣偵察へ。
途中でアックスの振り方など軽くレクチャー。

簡単な小滝をいくつか越えて大滝手前の手ごろな滝でトップロープによる練習。このあたりは氷がやわらかくアックスが良く決まります。

テントに戻る途中「バイルが1本ない!」とメンバーの1人が・・・かなり下りてから気がついたので翌日、回収することにしました。
バイルが見つかることを祈りキムチ鍋と酒で宴会となりました。

12月17日(日)曇/晴
翌日、心配されたバイルは予想した場所にありました。
先行したパーティーさんが置いといてくれたのかも知れません、ありがとうございました。

大滝まで来ると氷は硬かった。
(写真で登っているのは単独の方)

この滝でトップをいたせていただきましたが墜ち口で左のアイゼンが外れ焦りました。

「そのまま、行け~」と声援を受け、何とか力技で一気に抜けられたから助かりました。下から見ていた方が肝を冷やしたかも知れません。その時の写真は残念ながらありません。

小滝を何個越え左の尾根を目指します。支尾根を越えて中央稜から戻ることにしました。

中央稜合流まで50分くらいかかりました。御小屋尾根に出た方が早かったかも知れませんが、これはこれで楽しかった。

無事、テント場まで戻れました。

この後、車まで帰るとスマートキーが反応せず、鍵が開かず、エンジンかからず・・・
ポケットに入れ暖めると電池が復活したのか反応するようになりホッとしました。
小さなトラブルが多発しましたが楽しい山行になりました。