甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根

2016年1月10日(日)~11日(月)
薄田(単独、記)

行程:
1月10日(日) 竹宇駒ケ岳神社 5:30 – 七丈天場 12:30
1月11日(月) 七丈天場 5:30 – 八丈下降点 7:00 – 中央稜取付 7:30 –
竹宇駒ケ岳神社 14:00
いろいろ有って(30有余年?)初めて奥壁中央稜の取付に行きました。
1月9日
夜、越谷を出発し0:00過ぎに白州道の駅(名称は正しくない)到着。一人なので車で寝る。
1月10日
周りの車の中にも寝てる人がいるので静かに出発。竹宇駒ヶ岳神社まで移動する。
3連休なので駐車場は満車状態。
準備して出発する。当然雪は全くなし。
何回登っても黒戸尾根はキツい。ロング&急登のコンビネーション。
「ガチャ&ロープ」が無いのに十分キツい。
雪は五丈くらいから顔を出す程度。やはり少ない。
七丈について小屋を覗くと管理人不在である。
軟弱にも小屋の素泊まりにしようと思ったが、しようが無いのでテントを張ることにする。
流石に雪が有り、水の心配が無くなった。
何もすることが無いので、焼酎を少し飲んで18:00に寝る。
20:00頃、人の声に起こされる。
話の内容では、黄蓮の右俣でも登ってきたらしい。
男2、女1で遅くまで喋っているので、よっぽど文句を言おうと思ったが、女性(若そう?)がいるので我慢した。
1月11日
テントは張りっぱなしで出発。
何かお腹に違和感を覚える。
キジ場が下の小屋なので、下ってくるまで我慢することにした。
これがいけなかった。
30分も経つと下痢止め「ストッパ」が必要な状態になる。
八丈直前で岩陰も無く、周りはバッチリ明るくなり、悪いことに小屋泊まりの山ガ-ルを含む登山者がヘッデンを点灯して登ってきた。
「ヤバイ」「やばい」「もう我慢の限界です」
20m先に小さな岩陰を発見!そこまで気合いで我慢する。
「間に合った」
八丈下降点分岐点は写真のでかい岩場手前で左に下るバンドを下降する。
小さな尾根を2つ越えると奥壁が登場。
後は慎重に取付迄下る。やはり雪が少ない。
中央稜は写真の中心。
中央稜取付
ルートは直線的ではないみたい。
取付はクラックかな?残置ハーケンがある。
30分くらいウロウロして下山する。
周辺ウロウロ