笛吹川水系東沢 ホラの貝ゴルジュ

2016年7月30日
鳴海(記)、他会員外4名

記念撮影が終われば多くのひとは高巻いてしまうホラの貝ゴルジュ。
T-WALLで浅井さんと週末の予定を話していたら、13クライマーを3人引き連れてホラノの貝ゴルジュへ行くとのこと。
聞けばおもしろそうな面子と好天予報。またとないチャンスと、即決で便乗させてもらった。
当日は、各人思い思いの装備で集合。
岩だけでなく水に対しても高い突破をもつメンバーに恵まれて、無事ホラの貝ゴルジュを完登することができた。

■遡行と下降
最後まで沢を詰める場合は、山の神までは左岸のトレースを歩くのが一般的だが、今回は鶏冠谷出会より入渓し遡行した。
下降は、同ルートをワイワイ楽しくウォータースライダーで下ったが、ウェアへのダメージが激しく私もズボンが破けてました。

コースタイム
8:30 鶏冠谷出合あたりから入渓
10:30 ホラの貝ゴルジュ入口
13:40 山の神付近到着
14:30 下降開始
16:30 西沢渓谷駐車場着

ホラの貝_写真1

■CRUX
ホラノ貝ゴルジュの核心とされているF1は、砂崎夫がトップで登り見事オンサイトした。
岩は濡れていたが、ソールがステルスの靴はしっかりフリクションがよく効き、
アキレスをチョイスした濱川さん以外は、みな落ちることなくフリーで登ることができた。

ホラの貝_写真2

■装備
ギア
ロープ(8mm×40m、8mm×30)・カム類・ナッツ・ハーケン・スリング・カラビナ
個人装備(靴とウェア)
浅井さん 靴:ウォーターテニー ウェア:ファイントラック ライジャケ有
濱川さん 靴:アキレスのスニーカー(改造品)ウエア:アンダーアーマー ライジャケ無→ とにかく寒そう
砂崎夫  靴:キャンプ4  ウェア:ウェットスーツ ライジャケ無
砂崎妻  靴:モンベルのフェルト靴とアナサジモカシム  ウェア:ウェットスーツ ラオジャケ有
鳴海   靴:カモシカの沢足袋とアナサジベルクロ ウェア:ファイトラック ライジャケ有

攻めのスタイルの濱川さん。GO-proも搭載。
攻めのスタイルの濱川さん。GO-proも搭載。


■まとめ
今回は思いがけず貴重な山行になった。実際登ってみると、私個人の力だけでは到底及ばないもので、運命的に集まったメンバーが、
それぞれの持つ力(とキャラ)を発揮し、無事登り切ることができた。仲間に感謝したい。
また装備についても、当たり前だが薄着は寒い、服はボロを着ていくこと。さらに、ライジャケ・ウェットスーツの有効性、改めて考えさせられた。