明星山P6南壁 フリースピリッツ

2016年9月25日
薄田(記)、河合

当初「マニュフェスト」を目指していましたが結果半分予想通りに壁が乾かず取り付き敗退。
薄田は新潟時代も含め3回目になりますがフェイバリットルートで有るので私はそれなりに楽しめました。
24日の朝、松原団地駅集合スタートで初日はだらだら予定でしたが薄田車のタイヤサイドに切り傷発見。晩飯の買い出しの前にカーショップにてタイヤ交換。ちょっと痛かった。
明星といえば「吉川鮮魚店」で有るが、残念ながら既に閉店していてあのガッツリ刺身とビールは今は過去の伝説(?)。
前段が長すぎるとお叱りを貰いそうなので本題に突入。
日曜は壁が乾いていると信じて3:30起床と気合いを入れたが「マニュフェスト」は「クイーンズウェイ」との分岐地点がガッツリ濡れており、間違いなく人工になるので早々に敗退を決める。薄田は途中敗退も含め今回で敗退3回目。
当日駐車場で薄田のジム知人と出会い聞くと前日「左岩稜」今日は「フリースピリッツ」とのことでしたので我々は迷惑ながら後追いの形で転進。
1P 5:40(薄田)Ⅲ級40m 草付き混じりのバンドですがノ-ピンなので落ちたらお仕舞い(ここは本ちゃん)。
明星フリースピリット_1

2P 8:00(河合)1P終了点から更に左上成るも河合君2P目のビレーポイントを通過し「恐怖の雨男ルート」のビレー点まで伸ばしバックする羽目に。薄田2回目から10年も経っているのですっかりルートを忘れていて恥ずかしい。
3p(薄田)5.7
明星フリースピリット_2

4P(河合)5.7 このピッチ位からお日様ぎらぎら状態で気温が上がり始めた。
5P(薄田)5.9 このピッチは快適そのもの。ホールドは細かいが現代の技術からすれば楽ちんです。先行パーティーは5・6Pをつなげていた。
明星フリースピリット_3

6P(河合)5.9 梅干し岩からの右下降は上がりすぎると頭を押さえられて苦しくなる。
7P(薄田)5.8 薄田が初めての時はA0が1回が入ったがここも現代の技術からすれば楽勝快適。このあたりから河合君のペースががた落ちとなる。(後で考えると完全に「熱中症」状態だった)
8P(河合)5.8
9P(薄田)5.8 このピッチも河合君遅れ気味。そのままのペースだと薄田もギブアップしそうな暑さで河合君とネゴ。それは中央バンドから左岩稜に逃げて敗退を決めるか、その後のリードを薄田のみとし先に進むかの厳しい選択。結果後者に決定。
10P(河合)中央バンド横断のみなので河合君に行って貰う。確かここで水分補給。もう少し早く水分補給をすべきだった。(反省)
11、12P(薄田)Ⅳ級から5.7 ランぺの右上からカンテ。ここも快適。薄田初めての時はラインが判然とせずかなり厳しいムーブとなったところでカシンの軟鉄ハーケンを打って越えたが勝手にグレード上げただけのことでした。
明星フリースピリット_4

13P(河合)有名なパノラマトラバース。このピッチは本ルートのハイライトで真下の小滝川まで遮るものがないナイスロケーション。初めての人には感動もの。
明星フリースピリット_5

14P(薄田)5.8 このピッチも薄田初めての時はA0が入ったが今回は快適に越えて実質終了。(暑かった)
ここで小休憩して水分補給。
後は2Pのスタカット(パーティによってはコンテも有り)で左岩稜に向かう。
写真の場所でロープを仕舞う。
明星フリースピリット_6

後は目印の松の木(?)目指して急なガレ場を下降。松の木からは下に向かって右へ右へとフィックスロープと赤布を頼りにトラバース気味に下降。
約40分で展望台前の駐車場に戻った。(15:20)