2000年12月16日から2日間
井上、赤井(記)
12月15日
八王子駅22:00集合。
南沢の大滝へ行く予定の森広、柴田組が同乗し、私の車で美濃戸山荘の駐車場へ。
一杯飲んでからテントと車に分かれ睡眠。
12月16日
(ジョウゴ沢)
7:30起床。9:00出発。
柴田・森広組と別れ一路赤岳鉱泉へ。
途中から雲行きが怪しくなってきて、「コリャー、小同心クラックは無理か」と思うがとりあえず赤岳鉱泉まで行ってテントを張った。
上部の視界は悪く上のほうは見えず風も強そうなため、小同心はあきらめ、ジョウゴ沢へ行くことにした。
13:00 F1取付2パーティほどトップロープで練習している脇をとおり上にぬける。
F2には左側のなめ気味の所を一パーティが取り付いており一パーティが順番待ちしていたため、右側の滝を登る。
上で井上君のビレイをしていると2パーティ程後続がきた。
F3はしょぼい5mほどのなめた滝で、そこを越えると視界が悪くなり風が強くなってきた。
そのためここから下降した。
12月17日
(大同心雲稜ルート)
4:00起床。6:30発。
途中私がメガネを忘れテントに取りに戻る。
8:00取り付きにつく。
2パーティほどおり順番待ち。
取り付きはボルト1本のみ。
1P目 赤井
最初左にトラバースし取り付く。
3mのぼり今度は右にトラバース。
5mほどフリーでのぼり人工に切り替わる。
ここで少し順番待ち。
人工の途中に3mmの細い残置スリング2本あり、アブミをかけためしに体重をかける。
大丈夫そうなのでホットすると。
“ぶちぶち”とスリングの切れだす音がする。
ひえー、とすぐに、つぎの支点にヌンチャクをかけフィフィをかけてのっこす。
手を抜くんじゃなかったと少し後悔した。
ビレイ点は順番待ちのため手前でしばらく休んでからビレイ点へいった。
フォローの井上君をビレイしていると。
終了間際でなんと彼のオーバミトンの紐が切れ下に落ちてしまう。
予備を持ってきていないとのことで下に拾いに戻ることになった。
ホキ。
下に降り。
行動食をくい。
ミトンを探す。
みつかったので登り返すことになった。
2P目 赤井 ひたすら人工で進む。
途中リングの細く伸びきったボルトもあったりしたが問題なし。
人工が下手なため少々時間がかかる。
ここで、14:00くらいになっていたので降りることにした。
赤岳鉱泉に戻るとテレビの撮影でアイゼン付けの競争をやっていた。
マッターホルン登頂部と思われる。(今時、大学の山岳部でもやっていないのじゃーなかろうか?)
テントを撤収し、帰りについた。
18:00美濃戸山荘駐車場へ付く。
車には雪が積もっていたので、ワイパーを回した。
すると雪に埋もれた飴玉が落っこちボンネットとウインドの間に挟まってしまい取るのに苦労した。
ホキ。
でもおいしかったです。
ご馳走様。