第?回秀峰祭 @小川山

2016年6月11日~12日
向畑、赤井、薄田、加茂谷、河合(初日のみ)、浅野(2日目のみ)、長門(2日目のみ)、鳴海(夜一瞬)、平岩(記)、他(元会員、入会検討中の方、他会の方)

この週末は、年に1度、毎年この時期に開催している「秀峰祭」。
名前だけ聞くと大層な集まりのように聞こるのだが、要は、現会員、元会員、そしてその家族も集まって、夜の宴会をメインに、週末の土・日を外で遊ぼう、というイベント。
という事で、今年も皆で小川山に集まった。
今年は入会検討中の方や、他会の方も参加してくれて、賑やかな会になったのだった。

6月11日(土)
毎年そうなのだが、土曜日は朝から登る人と、ゆるーい感じで昼くらいに到着する人とで分かれる。
家族連れの現・元会員はほぼ後者。
自分達は前者。9時に集合して7名でマラ岩・妹岩へ向かった。
自分が前回、5月の中旬くらいに来た時、2峰に行ったらガラガラでほぼ貸切だったので、てっきり小川山でルートクライミングやる人って減ったんだなあ、などどと思っていたのだが、そんな訳なかった。
この日のマラ岩・妹岩周辺は大盛況(シルクロード、8人待ち?それ以上??)。
そうか、2峰じゃなくて、単純に別の場所に行ってただけっだのか。
本日、周辺のメジャールートは、ほぼ埋まっている状態だったので、空いたルートを見つけては取り付いて・・・という感じで1日登った。
この日、我々のパーティが取り付いたのは、川上小唄、ホリデー、カシオペア軌道、彩花、JECCルート・・・他にも多分あったけど、済みません、把握してません。

トップロープ中

今回、自分は初めてカシオペア軌道の2ピッチ目を登ったけど、非常に良かったなあ。
河合@カシオペア軌道_1

でも、終了点からの懸垂で、小石をばらばら落としてしまった。下にいた方々、申し訳ありませんでした。
河合@カシオペア軌道_2

早めに上がって、会長の宴会準備を手伝おうと思ったのに、JECCを登るのに時間がかかってしまい、結局5時くらいの下山になってしまった。
いつまで経っても上手くなりませぬ。

そして夜は焚き火を囲んでの宴会。
元会員の方々が居たので、旧交を温めつつ、賑やかな宴になった。
やっぱりクライマーが集まって、酒を飲みながらクライミングの話(以外の話も沢山あったけど)をするのは、楽しいですなあ。
周辺にテントを張っていた方々、うるさくてご迷惑をお掛けしたことと思います。申し訳ありませんでした。
この場を借りてお詫び致します。。。

6月12日(日)
明けて日曜日、9時に長門さんが登場。
この日は、宴会の次に(?)メインである、長門講習。
レスキュー訓練や基礎技術の確認が本日の講習内容ということで、皆でぞろぞろフェニックスの大岩に向かう。
ここも普段は講習や、山岳会のトレーニングとかで常に人が居るようなイメージだったのだが、この日は誰もおらず、結局一日貸切。
荷物を降ろすと、早速講習開始。
講習開始

ロープの結び方の確認から始まり、フリクション・ヒッチの確認等、基礎的な内容を午前中に。
基礎事項の確認

お昼を挟んでからは、チームに分かれて、トップが墜落した際の自己脱出から墜落者へのアクセス、自己脱出せず直接登っての負傷者へのアクセス、カウンター懸垂で負傷者を降ろしてからの搬送・・・までを一通り確認&反復練習。
れすきゅー中

いや何しろ、体力や手先もそうだけど、頭を使います。
最後はチーム対抗で、トップが墜落したところから、負傷者をゴールまで搬送する競争を行って、訓練終了となった。
正直、普通に登っているとそんなに使わない技術なので、放っておくと、忘れている事も多々あり。
やはり1年に1度でも確認の時間を持つことは大切なのだ。
更に、こういった訓練をして大変さを経験しておく事で、実際にそのシチュエーションになった時、その場に居る人数で出来ることと出来ないことの判断が出来ることも重要だろう。
このような機会を与えてくれた、会に感謝。
そして、長門先生、ありがとうございました。