2018年6月9日~10日
中和(単独、記)
南ア西面の沢に行きたかったが、梅雨入りして天候が不安定なので、多少増水しても何とかなりそうな御馬谷に転進した。
御馬谷は、雨畑川に注ぐ比較的大きな沢だが、釣りの記録ばかりで沢登りの記録は殆ど見られない。登山大系には「ゴルジュを有するが総じて平凡」という、やる気を削ぐ記述が載っているので、理由は何となくお察しではある。
ただ、流程8km程度の中規模渓谷であることに加え、「上流部に滝や本格的なゴルジュを有する」という登山大系の煽り文句に乗せられてしまい遡行することにした。
結論としては「本格的なゴルジュ」なるものは消滅したようで、通過容易なゴルジュと小滝のみの沢であった。
大滝やゴルジュを擁する沢が多い安倍奥において、敢えてこの沢を遡行する理由は無いように思われる。
ただ、魚影はぼちぼちあるので、釣りをしながら遡行するのには好適。
6/9(土) 林道(05:41) – 取水堰堤(06:10) – 20m滝 (10:55) – 宿泊地(14:02) ※途中で入る沢を間違えて2時間程度ロス
6/10(日) 宿泊地(04:30) – 八紘嶺(05:43) – 五色の頭(06:27) – 取水堰堤(10:35) – 林道(11:04)