谷川岳 一ノ倉沢 一ノ沢左稜~東尾根

1999年3月28日
向畑、倉田(記)

3月28日(日曜)快晴

3時45分スキー場駐車場を出発し、5時頃一ノ倉沢出合に着く。

一ノ沢左稜の雪壁&やぶの中を進む中、5時半頃朝日が昇る。

雲一つない快晴である。

雪が少なく、所々岩ややぶが露出している。

今回の目的は、私のアイゼントレーニングなので、岩を選んでそこをガリガリとのぼる。

アイゼンで岩に立ちこむのに四苦八苦しながらすすみ、左稜つめたところで、懸垂で、シンセンノコルに8時頃つく。

一ノ沢~東尾根に取り付くパーティが4つ程あり、順番待ち気味になるが、向畑さんがズンズン進んで先行を追い抜きつつ、犬の散歩みたいに私が引っ張られながら進む。

第二岩峰は、ホールド、スタンスが豊富で、あっという間に終わってしまう。

雪壁つめて第一岩峰につく。

向畑さんがスルスル登っていくので簡単かなと思いきや実際取り付いてみるとスタンス、ホールドは小さくじりじりと一歩を踏み出す感じになる。

左手を伸ばすと、残置シュリンゲを発見し思わずつかんでA0でぬける。

すかさず、向畑さんに「降りてもう一度登ったら?」と言われる。

結局降りず、あとで、そうしとけば良かったと後悔する。

そこから、雪壁をつめ、小さい雪庇から顔をひょいと出すとオキの耳に11時に着いた。

360度のパノラマに目を見張りつつ休憩し、西黒尾根経由でセンターに13時につく。

 

 

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