1998年12月25日~1999年1月1日
中嶋(記)、 同行者 菊池、曽根、李
12月25日 夜行バス 渋谷発~姫路行
12月26日 権現谷(岡山備中)
12月27日 デッケン(岡山備中)
12月28日 杉田ロック(岡山備中)
12月29日 デッケン(岡山備中)
12月30日 王子ケ岳(岡山、海のほう)ボルダー
12月31日 北山公園(大阪らへん)ボルダー
1月1日 帰京
強いて成果といえばリードでは11dのオンサイトが2本、ボルダーでは沢山の良い課題。
一番の成果はツアー(旅)そのものです
以下おおまかな概要
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12月26日
(晴れ)権現谷
備中町役場で小屋のカギを借りて、小屋で少し落ち着いたら権現谷にむかった。
町役場で仕入れた情報によれば、現在の町民数3千人余り。
用瀬小屋は1泊500円。
電気、ガスコンロ、風呂、薪ストーブ完備。
素晴らしい。
権現についたのが午後2時くらい、ここは古代人の住居遺跡らしく石碑があったりするのだが、最初にやったルートなどはその石碑に立ってから始まるという大胆さ、他にもアブミスタートのルートがあったりしてビビった。
近くに巨大ガメがいるらしい。
12月27日
(晴れ) デッケン
デッケンとはドイツ語で不整合という意味らしい。
石灰岩のガバガバどっかぶりで、アプローチが近く暖かい。
一番気に入った。
12月28日
(晴れ) 杉田ロック
珍しくアプローチがやや長い(20分)。
見た目で悪そうなルートが多く、最低でも11dから。
12月29日
(晴れ) デッケン
12月30日
(晴れ) 王子ケ岳(ボルダー)
岡山市街から車で1時間くらい。
これまでずっと山奥にいたので「岡山」という気がなかなかしなかったのだが、岡山市街や海辺の町を通ってようやく「岡山」に居る実感が持てた。
王子ケ岳は花崗岩のボルダーエリア、本当に広くて確かに聖地かもしれないと思った。
課題も面白いものがたくさんある。
難しめの課題もいくつか登れてかなり楽しめた。
ただし指の皮はこの日の数時間だけでほとんど無くなってしまった。
この夜菊池さんと曽根さんはそれぞれ帰っていった。
私はこの日の夜の夜行バスが取れなかったので、姫路の李さんの実家に泊めてもらった。
12月31日
(晴れ・しぐれ) 北山公園(ボルダー)
朝、単身姫路を出て大阪駅にザックなどをデポし、靴とチョークだけ持って阪神電鉄の鈍行にのって北山公園に向かった。
ショーギ岩の看板課題を一撃で登れて、この日知り合った地元のクライマーにやたらと感心されてしまった。
やはり古くから登り込まれているエリアだけあって、課題の内容は面白いものばかりだった。
知り合った地元クライマーとメールのやりとりもしています。
1月1日
帰京
初日の出は月島駅から家に向かう途中で迎えた。
おしまい。