1999年5月29日~30日
森広、三好、中嶋(記)
朝の7時に高尾山口に集合。
有楽町線の始発に乗ってなんとか間に合った。
三好さんの車で富士山の富士宮口5合目に向かう。
富士吉田からの有料周遊道路ははじめて利用した。
10時半ころ登り出して、だいたい4時間半位で頂上。
頂上直下までは運動靴だったが、気温が下がってきて雪も堅くなってきたので念のためプラブーツにはきかえた。
8合目くらいからは気温も氷点下になり、風もかなり強まってきたので本格的にヤッケや目出帽をかぶってしまった。
前日の東京の気温は30度に迫る勢いだったので、まさかフル装備になるとは思ってもみなかった。
あなどりがたし、富士山。
富士宮口は吉田口と比べると、心身の疲労がかなり軽減される。
頂上からサミットフォールを眺めたら、とても登れるような感じではなかった。
2年前に途中まで登った森広さんは、氷の量が3分の1位だと言っていた。
覚悟はしていたがやっぱりがっかりした。
しかたが無いので今回の目的は高度順化と云うことにして、日頃の睡眠不足を補うべく少しお酒を飲んで早々に寝た。
朝は6時くらいに起きて、ご飯を食べたらまずお鉢一周ダッシュ、続いてお釜におりてサミットフォールの記念撮影。
退屈したときにまた来てもいいかなと思った。
その時は是非スノボを背負って来よう。
帰りはシリセードで6合目まで一気に滑り下りる。
この長大なシリセードで森広さんの雨具は破れてしまったのだった。
山中湖マラソンのおかげで帰りは渋滞に巻き込まれてしまったが、時間はいくらでもあったので道志村経由でのんびり帰った。
気持ちの良い春の週末だった。
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